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8月
09

第1回波浮カップ(手漕ぎボートレース)」レポート

 第1回波浮カップ(手漕ぎボートレース)」レポート

JSAF外洋東京湾

1.はじめに
トウキョウズカップも25回を迎えるにあたり、25周年の今年は、島の皆様との交流を深めることを目的したイベントを追加することとなった。それが「波浮カップ(手漕ぎボートレース)」である。
波浮港の静かな水面をベニヤで作成したボート4艇が、親子や小中高校生そしてヨットマンが2人1組でチームを作り和気藹々?と競いあう中で、父兄や高校生の応援等、ボートに乗っている人以外に来る人たちも含めて共に楽しみ、交流を作り出す目論見だ。
ここでレースに使ったベニヤボートについて少し触れておきたい。当初トウキョウズカップ事務局は、ベニヤ板を参加者に提供し、ボートを自作しもらうことを構想していたのだ。すでにお気づきの方もいるかもしれないが、かつてハワイで行われていたオーシャンレース「ケンウッドカップ」で行われていた自作ボートのアトラクションをトウキョウズカップ25周年を期に再現しようと考えたのだ。残念ながら安全対策のため自作は断念せざるを得ず、事務局が製作したボートで行うこととなったのだ。

2.波浮カップ
それでは、今回のボートレースについて、振り返ってみる。今回の参加者は、24名12チームであった。親子での参加や地元高校生、卒業生、トウキョウズカップ参加ヨットからと老若男女を問わず参加いただいた。
レースは、波浮港の漁業組合前をスタートし漁港の中心に向け約70m先のマークを回ってスタート地点に帰ってくるシンプルなものだ。4チームを3レースに分けて予選を行い準決勝戦、決勝戦とコマを進める方式だ。
マークを回る際は、反時計回り。オールで他艇を叩いたり除けたりしないよう子供たちが分かるように基本的なルールについてブリーフィングを行った。
スタートでは、フォグフォーンの音とともに4艇が一斉スタート、特に目立ったのは高校生チームの大活躍だ。また、負けじと奮闘した社会人チームがその経験を生かし高校生チームを負かしてしまう一面や、親子で漕ぎ方のリズムを合わせながら一生懸命にゴールする艇、はたまた予選の結果に涙しながら悔しがる小学生チームなど、悲喜交々のストーリーが創り出された。決勝戦では、レース後半に差し掛かりながら、なんと艇放棄、ライフジャケットを脱ぎ捨て泳いでしまう高校生まで発生し(もちろんこれは失格)事務局がハラハラする中、お祭り感満載で観客と参加者が一体化したイベントとなり大盛況の中で幕を閉じることができた。
 この波浮カップの開催にあたりご尽力をいただいた大島事務局と関係者の方々、並びにこのイベントに参加頂いた波浮の皆様に心よりお礼を申し上げる。

文:川口卓  写真:三浦多満江

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